教員紹介2021.04.19

【教員紹介】心理学部学部長 安村直己教授より新入生の皆さんへのご挨拶

新入生のみなさん、初めての大学生活はいかがでしょうか。これまでの高校生の頃とは異なることが多いのではないかと思います。時間割を自分で作ったり、大学からの連絡事項や、さまざまな授業に関係する情報を自分自身で確認し、それにしたがって行動したり、分からないことがあれば自分から問い合わせるなど、自分で自分の面倒をみないといけないことに気づかれたと思います。
 最初は慣れるまで大変かもしれませんが、そうした習慣が身についてくると、自分の考えで、自分の大学での生活を作り上げ、やるべき課題を自分できちんとこなしていることに自信と充実感を、きっと感じるようになられると思います。このように、大学生になって一番大切なことが「自主性」や「主体性」ということです。
 授業でもそうです。授業で教えられた知識を受け身にただ学ぶだけではなく、自分が特に興味を感じるところを見つけ出し、自分でさらにそれを調べたり、あるいは、この場合はどうなるのか、ここはまた違う面があるのではないか、などといった疑問や問題意識をもって、教員に質問してみたり、レポ―トに書いてみたりといった、自主的で、主体的な学びの姿勢が、大学生には期待されています。そして、それはまた、とてもやりがいのある、楽しい体験でもあります。
 いまはコロナ禍で、世界中が大きな困難を経験しています。今まで通りにはいかないことが、たくさん出てきています。こうした変動の時代には、既成の知識や考え方ではなく、若いみなさんの新鮮な視点や、独創的な発想が必要です。自分からどんどん学び、どんどん吸収し、次の時代を背負う若者となるべく、大学生活の貴重な4年間を有意義な吸収の時間として過ごされますよう、心から願っています。がんばってください!                      心理学部長 安村直己

発信部署:事務局