実社会とつながり、
学びの成果を発揮できる機会が、
多彩なコンテストやイベント、
体験型講義。
仲間と試行錯誤しながら
取り組む時間は楽しく、
かけがえのない
思い出にもなるでしょう。
産学官連携プロジェクトとは、教育研究機関である大学が持っている研究成果、
技術やノウハウを民間企業や行政が活用し、実用化や産業化に結びつける取り組みのことです。
栄養学のパイオニアとして、甲子園大学はこれからも企業とのコラボレーションや
コンテストへの出品を積極的に進めていきます。
2021年夏、本学を含む阪神地区所在の6大学が「宝塚カレーグランプリ2021」を開催しました。
これは、管理栄養士や栄養士などを志す学生がテイクアウトカレーを開発し、宝塚阪急の店頭で自ら販売、大学対抗で売上高を競うものです。学生たちは3カ月前から日々試作を行い、3日間の出店期間中、日替わりで計3種類を提供。販売開始から飛ぶように売れ始め、約1時間で完売と好評を博しました。



ふんだんに
使用

材料を変更し、ほどよい“トマト感”に。
調和のとれた理想の味になりました。
マイルドさを引き出すための食材選びなど、いろいろと工夫。とくに味の決め手になるトマトの旨味と酸味を活かすために、材料の組み合わせを何度も試行錯誤したことで、バランスよい味わいになりました。
栄養学部 フードデザイン学科 3回生
中村 奈智さん

本イベントは2021年初夏、基礎セミナーの一環として2部構成で行われ、栄養学部1回生が参加しました。1部では不二製油(株)のチョコレート専門家・梅野宏治先生を招いて、チョコレートの歴史やフェアトレードの仕組みなどを学び、2部では“海”をテーマに、宝塚名産の炭酸せんべいにチョコレートペンで絵を描くチョコレートアートに挑戦。ふだんの授業とはまた異なる、楽しい時間を満喫しました。


チョコレートアート


葛飾北斎の代表作をイメージ。
チョコペンと格闘しながら描きました。
作品は、浮世絵版画をイメージしたものです。チョコペンで描くのが意外に難しかったのですが、そう見えるように努力しました。多くの方に見ていただけて、ねらっていた副賞も獲得。楽しく充実した時間でした。
栄養学部 栄養学科 1回生
樋口 太郎さん

2021年夏、食育劇団「劇団からっぽ大作戦」を招いた「食育実践演習Ⅰ」の講義の中で、小学生に食の大切さを伝えるための食育動画の制作に挑みました。同劇団は、宝塚市の学校給食調理員が「何でも食べられる子どもたちになってほしい」と設立したもの。台本はあらすじのみ、演技は親しみやすいアドリブ風というその動画制作に、学生たちは楽しく参加。小学校の給食施設も見学できて、実り多い授業になりました。
劇団の活動を知ることで、
食育の大切さと楽しさを学べました。
人形や小道具などがすべて手作りで驚きました。皆さん、ユニークで楽しく、その場の雰囲気に合わせて和気あいあいと演技されていたのが印象的でした。
栄養学部 栄養学科 3回生
橋田 綾乃さん

挑戦!


