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私が所属する栄養学科について簡単に説明したいと思います。本学科は管理栄養士を養成するための学科です。管理栄養士は食を通じて人々の健康を支える専門家です。少子高齢化が進む中、管理栄養士が活躍する場も広がってきており病院や行政、施設、学校、企業などのさまざまな現場で、栄養管理や栄養指導を通じた疾病の予防や健康増進に貢献しています。

本学科では、管理栄養士の国家資格を取得するために必要な教育はもちろんのこと、さまざまな現場で活躍できる人材を育てるため、独自の実践的なカリキュラム（コース）を設けています。これらは病院などの臨床現場で活躍できる人、アスリートやスポーツを楽しむ方の栄養をサポートできる人、小・中学校や幼稚園、保育所などで食育に携わる人、食品の製造や分析に関わる企業で研究や開発ができる人などの育成を図るものです。また、管理栄養士だけでなく、栄養教諭一種免許状、食品衛生管理者・食品衛生監視員、フードスペシャリストなどの資格取得を目指すこともできます。大きな夢と強い意欲を持った皆さん、ぜひ、本学科で管理栄養士を目指しませんか。

最後に私自身について一言。担当する科目は生化学です。生化学は、生命現象（生き物のからだの中で行われているさまざまな反応）を化学の言葉で解き明かしていく学問で、食と健康を学ぶ基礎となります。授業科目にかかわらず、自然科学全般についての話題や研究などに興味のある方は、ぜひ気軽に研究室を訪ねてみてください。