教員紹介2020.04.7

【教員紹介】甲子園大学学長 佐久間 春夫 より新入生の皆さんへのご挨拶

新入生の皆さん、入学おめでとう。
保護者の皆様方におかれましてはご子弟のご入学誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
本学院・大学教職員一同は今日の日を心待ちにしておりました。

 本学は幼稚園から大学院博士課程まで有する総合学院として、半世紀以上の歴史を有し、建学の精神である黽勉努力・和衷協同・至誠一貫を体現し、卒業生は専門職員として様々な分野で、また大学教員としてもそれぞれ活躍しております。今後も、栄養学部、心理学部の特色と使命を活かし、心身の健康を支える総合大学として、丁寧な教育と面倒見の良い就職支援を基に、これまでの歴史と伝統を継承し、For the Studentsをモットーに学生成長力No.1を目指して、共に努力していく所存であります。

 さて、これから始まる大学生活を送る上で諸君に是非心がけ、実践してもらいたいことを話します。
 大学とは社会で活躍するための準備をする為の学びと成長の場であります。それ故、知的探究心と知的好奇心を持ち続けて欲しいということです。学生時代は人生の中で時間を自由に使える大変に贅沢で貴重な時でもあります。若い活力に満ちた4年間で様々なチャレンジをする、その失敗や成功から自分を成長させるきっかけをつかむことができます。その為には、やりたいこと、すべきこと、できることの3つをしっかりと考え、時間的にも折り合いをつける努力をすることが大切であります。

 次に、「大学は楽しい、面白い」ということを発見してもらいたいということです。専門性に富んだ先生方、現実社会からの学びを基に親身な相談に乗ってくれる経験豊かな職員の方々、そして異なる伝統と特色を持つ様々な高校からの出身者である皆さんとが共に集う大学。その中でいろいろな人との交わり、新たな気づきが生まれ、豊かな学園生活につながり、また、卒業後の社会での活躍にもつながります。皆さんは無限の可能性を持っています。その可能性、伸び代を現実にする為に、これまでの“自分という殻”を打ち破ってほしいと思います。その為には、挨拶から始まる周囲の人たちとの何気ない会話が大切でもあります。また、書籍などから思いがけない出会いや発見をすることもあり、先人の知恵を知る意味からも図書館の活用を進めます。即ち、これまでといった過去に引きずられるのではなく、今を大切にし、積極的に“試みる”ことで、皆さんは社会のこれからの発展を担うことのできる人材となることができます。そしてそのようなあなたを必要としている社会が待っています。

 以上、これから始まる4年間の大学生活がスタートするに当たり、是非心がけてほしいことを話しましたが、一言で申し上げるなら、“何事にも勇気をもって自ら挑んで欲しい”ということです。最後に保護者の皆様にお願いがあります。ご子弟を4年間確かにお預かりしました。同時に、保護者の方々にも本学に入学していただきたいと願っております。学生の成長のために、学生、保護者、教職員が一体となり、甲子園ファミリーの一員として本学、本学院の発展にご尽力いただきたいと願っております。

発信部署:事務局