お知らせ2019.11.5

【お知らせ】近畿中央ヤクルト販売の広報課の村上昌子先生が「食品デザイナー論Ⅱ・食品開発論」で講義を行いました

あなたが考案した食品が商品化され店頭に並び、消費者に「食」の幸せを届ける――本学栄養学部はそんな夢を強力にサポートします。そのひとつとして、著名な食品企業の第一線で活躍する方々を招いて、食品開発の現場を紹介する「食品デザイナー論Ⅱ・食品開発論」という特別講義があります。
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第4回講演会は10月30日です。みんなが大好きなヤクルトを届けてくれる、近畿中央ヤクルト販売・総務統括部業務部広報課の村上昌子先生にお腹の健康について教えていただきました。
まず、人の体に住んでいる微生物は、口の中に100億個、皮膚に1兆個、胃に1万個もあると聞いて驚きました。さらに、なんと大腸には約1000種類の微生物が100兆個、重さにして1~1.5kgもいるそうです。大腸に住んでいる微生物を腸内細菌と呼び、腸内細菌の集まりを腸内フローラ(お花畑)といいます。
腸内細菌には私たちの健康を維持してくれる良い菌、健康をむしばむ悪い菌、さらには中間的な菌がいます。乳酸桿菌やビフィズス菌などの良い菌を増やして腸内フローラを整えることでお腹の調子が良くなるだけではなく、免疫力が向上する、ストレスが緩和されるなどのことが分かっていると教えていただきました。良いことだらけなんだと感じました。そして、ヤクルトを飲むと、ヤクルトに含まれる乳酸菌シロタ株が生きたまま腸に到達して腸内フローラを整えてくれるとのことです。
さらに、医療現場でもヤクルト製品が活躍しているそうです。胆道がんの患者さんに手術の前に、乳酸菌シロタ株やビフィズス菌BY株を飲んでもらうと手術後の感染症にかかる人が大幅に減るというデータを見せてもらい感動しました。
村上先生にいただいたヤクルトを飲みながら、健康な腸は長生きにつながる「健腸長寿」を実感しました。とても分かりやすく多くのことを教えていただきました村上先生に感謝いたします。

発信部署:事務局