授業紹介2024.07.8

7月3日(水)に栄養学部の基礎セミナーの授業において、日本料理アカデミーの料理人による体験授業「本物のダシを味わう事は教養であるin Takarazuka(甲子園大学)」が行われました

日本料理の原点に触れ、その神髄を知ることは次世代へ文化を継承することであり、ダシを味わう経験をすることによって、教養を高めることを目的として、「本物のダシを味わう事は教養である」というテーマで、栄養学部の学生と教員を合わせて約60名に対して体験授業が行われました。最初に、日本料理アカデミー理事長の栗栖 正博様(たん熊)の挨拶がありました。そして、伏木亨学長の主旨説明がありました。その後、小西雄大様(萬亀楼)より、「ダシについての基礎的講義」が行われました。内容として、うまみ成分、利尻昆布の製造方法、鰹節の製造方法、日本料理における「だし」の重要性について説明されました。この日、日本料理アカデミーより、才木充様(さいき)、村田知晴様(菊乃井)、中村元計様、中村元紀様(一子相伝なかむら)、栗栖正博様、栗栖 熊一様(たん熊)、竹中雄大様(清和荘)、小西雄大様(萬亀楼)の6店舗8名の料理人が来校されました。各店のダシの引き方の講習、吸い物のダシを試飲。その後、鱧のお吸い物を試食及び各店の飲み比べを行いました。最後に、閉会の挨拶として中村元計様からご挨拶がありました。学生達は京都の老舗名店の本物のだしを比較体験する事ができ、大変貴重な体験ができ目を輝かせていました。たくさんの質疑も活発に行われ、日本料理の奥深さを知る機会となりました。日本料理アカデミーの先生方、ありがとうございました。

発信部署:栄養学部