WHAT'S NEW

本学の共通教育推進センター長の樋口教授が、12月11日～13日　に、インドネシア　バリダイナスティリゾートで行われた、

IIAI 2023 winter（高度応用情報科学に関する国際学会）にて、研究発表を行いました。

同内容について事前に提出された論文が査読において高得点を獲得し、最優秀論文賞に次ぐ、優秀論文賞（Outstanding Paper Award）

を研究代表として受賞しました。

期間中、レセプション会場にて授賞式が行われました。

 

論文タイトル

「Changes in students’ motivation to study and their predictions -Verification of similarity to radioactive decayof atoms

for changes in motivation and these predictive equations-」

共同研究者

「Hiroshi Konashi、Kenji Kume」

 

内容要旨（日本語訳）

集中力に関係すると推定される「やる気度」の時間変化に対する原子の放射性崩壊近似の妥当性（A）を確認することと、その上で、

我々が発見した授業第1回目に測定されたやる気度から導出される減衰関数の予測式の妥当性（B）を検証することを試みた。

結果として、連続関数（減衰関数も含む）による近似ではまだ誤差が大きいが、大学での半期の講義全体としての流れにおいてはある程度

は放射性崩壊近似仮定が成り立つことを確認した。

なお、今回の6クラスに限って、放射性崩壊近似の精度が線形近似のものよりも高いことも判明した。

さらに、今回、発見した方法で導出した放射性崩壊予測式がある程度妥当であると結論づけた。

 

※本研究は、日本学術振興会による科学研究費、基盤研究(C)（一般）、課題番号20K03193（研究代表者：樋口勝一）の助成を受けて

実施されたものである。