授業紹介2020.07.6

【授業やゼミを紹介します】】栄養学部フードデザイン学科 「食と地域の実践演習」/特任教授 木本 実

私が担当している「食と地域の実践演習」を紹介します。
現在、農業(1次産業)を元気にする活動(6次産業化)が、全国に拡がりつつあります。
農業は食品産業の基礎です。農業が元気になることで、日本の食品産業全体の活発化につながります。
 「食と地域の実践演習」は、国家戦略検定の一つである農林水産業(1次産業)を活性化させる担い手(食の6次産業化プロデューサー「食プロ」)を育成します。
学生たちはこの授業を通じて「食Pro.」として必要な実践力と知識を学びます。以下では授業における取り組みの一例です。

甲子園大学が所在する宝塚市は、ダリア栽培が盛んで、全国シェアの約50%を占めています。
その地域性を生かし、宝塚市ダリア園の指導の下学生達がダリアを栽培します。栽培したダリアの球根から有効成分を抽出加工し、それを配合したスイーツを創作します。さらに販売を模擬体験し実践力を養います。
このような実践と並行して、プロデューサーとして必要な知識を学ぶことで、食Pro.の資格取得を目指します。

このように本学では、食に関する基礎的な知識だけでなく、社会に出て実践的に役立つ知恵を習得することを目指します。学生達が本学でこうした力を身につけ、社会に大きく羽ばたいてくれることを心から願っています。

発信部署:事務局