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フードデザイン学科3回生の調理学実験実習は、松本美由紀助教が担当しています。1回生では調理の基礎として、その意味を考える「調理実習」を行いますが、3回生になると実験も含めた内容となり、調理がもたらす食品の変化を確かめながら考察します。
この日は、「切る」に主眼を置いて隠し包丁や食材の切り方の違いが食味や食感に与える影響についてと、じゃがいもの加熱特性に関する実験をしました。同じ条件で比較するために日頃の調理とは違い、大きさを揃えようと物差しを横に置き真剣な眼差しで食材を切ります。ほかにもいろいろな食品の調理特性を学んだり、介護食で使用されるトロミ剤を用いたりする実験実習も行います。これらは、食品をいかに調理し、目的に合った形で美味しく食するか、また商品として魅力あるものにするかを考える一助となるでしょう。