お知らせ2019.03.12

第1回 中山醫學大學訪問記②(3月11日)

中山醫學大學栄養学部の張先生ほか、みなさんの温かい出迎えを受け、贈り物の交換を済ませたのち、さっそく正心楼という13階建ての建物に午前中の授業に向かいました。
最初は同大の栄養学専攻の林以勤助理教授から、台湾の栄養事情、なかでも肥満問題に関する講義を受けました。続いて本学栄養学部の末武教授が日本の状況をユーモアたっぷり、かつ簡潔に報告しました。活発な質疑も行われました。
そのあと、医学部の郭慈安助理教授より、台湾での家族による老人介護に関する状況の講義がありました。急速に人口が老齢化する台湾では、大きな問題になっているとのことでした。本学心理学部の東教授は日本の公認心理師制度の紹介も含めて、日本の心理学界の様子を話しました。
午後は5つのグループに分かれ、現地の学生(日本語学科からも10人以上の学生が来てくれました)と一緒に、食、学生生活、アレルギーなどについて、あらかじめ調査した課題に基づいて、学びを深めました(言葉にはみんな苦労しましたが、だんだん英語が出てきました。日本語学科の学生さんも、本当にありがとう)。その後キャンパスツアーに出ましたが、なかでも実験室の設備は圧巻でした。
夕食は、2017年に中山醫學大學の学生を引率して本学に来られた王先生から招待を受けました。豪華な台湾料理でした。研修の目的は食と心について学ぶことですが、ついでに満腹感も味わいました!

発信部署:事務局