プラチナ世代2024.12.6

プラチナ世代インタビュー Vol.3 心理学部現代応用心理学科 岡田 喜代子さん

2024年入学 心理学部現代応用心理学科 1回生

岡田 喜代子(オカダ キヨコ) さん

◆大学で学びたいと思ったきっかけは何ですか?

今をさかのぼること半世紀前、親に強いられ高校に行かず理容の道に進みました。そして、その道で50年間仕事を続けました。そして、ずっと高校に行たかったという夢をあきらめきれず、70歳で定時制高校に通い始めました。
私は、理容師の時から感じていましたが、高校に通いながら、多くの人たちと関わることで、自分が成長できるような気がしていました。そのことを高校の先生とのお話する中で、先生から、大学で心理学を専門に勉強してみないかと勧められました。
それがきっかけになり大学進学を考えました。それをいまは、とても良かったと思っています。

◆甲子園大学に決めたきっかけは何ですか?

他校のオープンキャンパスにも何度か足を運んでみたが自分の居場所がないように思えていました。定時制高校で、甲子園大学の指定校推薦をしてもらえると聞き、その高校からも甲子園大学に通っている一学年先輩にアドバイスをもらいました。
そして、何度もオープンキャンパスに通い、在校生や先生方が親切だったことから自分の居場所が見つかりそうな、温かい心が伝わってきたからです。

大学の心理学の講義は、自分自身の人生や体験と照らし合わせることで、とても深く理解でき、納得も出来て、本当に、この年にならないと分からないことを、こうして共感して学ぶことができることに喜びを感じています。
それは、これまでの人生で、自分が迷ったり、疑問に思ったり、あやふやに過ぎ去っていったりしていたことが、授業の学びの中で、その答えを発見できたりする、貴重な体験になっています。それが嬉しくたまりません。

◆入学して良かったことは?

駅から無料の送迎バスがあるので通学路の心配がいらないこと。また学食は日替わりランチがあり、充実しているので人気があること。
先生と生徒の距離が近く、先生方や職員の方は気さくで話しやすいかたばかりなのも入学してよかったと感じるポイントです。

◆今後の夢は?

定時制高校で学んでいた頃も、同学年の若い生徒たちの心の悩みの相談によく乗っていました。でも、自分が心理学の勉強をしていたら、もっと相手の役に立てたんじゃないかと思っていました。
大学でこころのケアやカウンセリングの技術を学ぶことで、卒業後は、もっと子どもたちの悩みを理解して、聞いてあげられるボランティアの仕事に携わりたいと思っています。

大学で学ぶことで、社会の役にたてることを見つけるためのいい機会に恵まれした。卒業したら、子どもたちがなんでも話せ、聞いてほしいとたずねて来やすい人間になりたいと思っています。

◆社会人で、入学を考えている方へのメッセージをお願いします

心理学部に入学して、学び直しをする中で、本当にこの年齢でよかったと思います。自分にいろいろな人生経験があることが、心理学を学ぶ上で、非常に役に立つのを実感しているからです。
心理学を学ぶことで、いま、自分が磨かれていると感じています。この年で、自分がさらに大きくなれそうな気がしています。年齢は、決してマイナスにはならず、プラスになるので、ぜひ、多くのシニア(プラチナ)世代の方々が、あきらめずに、大学に学びに入られることをお薦めします。

甲子園大学は先生と生徒の距離が近く、気さくで話しやすいことが特徴です。先生方、職員の方々、そして学生も温厚です。
授業で学ぶこと以外にも多くのことを吸収できることがたくさんあると思います。そういう場所があるのはとても嬉しく幸せなことです。

 

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発信部署:事務局