重要なお知らせ2021.09.3
新型コロナウイルスに対するワクチン接種について
学生の皆さんへ
新型コロナウイルス感染症は、変異株の出現とともに爆発的な感染が起こっています。変異株では20歳代以下の若年者の感染が増加し、重症化したり後遺症が長期に持続するとともに、家庭内での感染も頻発しています。若年者は無症状や軽症であることが多いですが、感染者が増加すると必然的に中等症患者も増加し、病床が不足することによって重症者や交通事故などの他疾患での入院治療に影響が出ています。従来の三密の回避や営業制限、行動自粛では対処が難しく、ワクチン接種が本当に重要となっています。
1. ワクチン接種の現状
ワクチン接種に関しては自治体ごとにばらつきはありますが、若年者への接種券配布が終了し、接種予約の受付や優先枠の設置が始まっています。また家族の職域接種や大学拠点接種も再開されました。以前連絡した関西学院大学での接種にも70名ほどの甲子園大学生が登録し、20名近くが追加で応募しました。また、当日可能な余剰ワクチンの接種ボランティア制度などもあるので、住んでいる自治体のホームページを積極的に調べて、自分の接種のスケジュールを考えてください。(下記URL参照)
2. ワクチン接種の意義
予防接種はあくまでも個人の自由ですが、もう一度、接種の意義やメリット、デメリットを、正確な情報に基づいてよく考えてみてください。(下記URL参照)
局所の腫れや痛み、倦怠や発熱などの全身症状が副反応として現れますが、原因が分かっているので対処も容易なようです。またアレルギーなどの副反応に対しても十分に対処されています。
ワクチン接種は変異株も含めて、接種者の感染率や重症化率を低下させるとともに、他人への感染性も低下させるようです。また、ワクチンを接種した人口が増加すると、ウイルスが感染を繰り返して新たな変異が起きる確率も低下し、流行は早期に収束します。
3. 接種を進めるために
安心して予防接種を受けられるように、予防接種日、並びに接種後の副反応で大学を休む場合は、特別欠席とします。その場合は、教務課と担当教員に連絡を入れてください。後日、接種済証を確認させてもらいます。
これからも安心して社会生活や大学生活を継続するために、積極的に新型コロナウイルスワクチンの接種を受けるようにしてください。
令和3年9月3日
保健管理センター長
西田 昌司
学務部長
熊谷 正秀
学 長
佐久間春夫
参考
宝塚市のワクチン接種
https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/kenkofukushi/kenko/1040739.html
神戸市のワクチン接種
西宮市のワクチン接種
https://www.nishi.or.jp/kurashi/anshin/infomation/reservation_system.html
大阪市のワクチン接種
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000528315.html
神戸市余剰ワクチンボランティア
https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/vaccine_volunteer.html
若者のワクチン接種のメリット、デメリット(厚生省)
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/column/0004.html
若い世代のワクチン接種(京都市)
https://vaccines-kyoto-city.jp/for_young_generation.html
変異株へのワクチン効果(英国BBC)