授業紹介2024.07.23
「マーケティングと心理学/ビジネス心理学」第3回特別講義『事業環境変化と事業戦略・マーケティングミックス』を実施しました
「マーケティングと心理学/ビジネス心理学」では、商品が生まれて消費者の手に渡るまでのプロセスに人や心の関与を見つけ、
心理学をビジネスに生かす力を養います。
心理学をビジネスに生かす力を養います。
この科目では、さまざまな企業の専門家(現役・OB)による特別講義として、研究開発・プロモーション・経営・社会貢献など
企業活動の実際をご紹介いただきます。
企業活動の実際をご紹介いただきます。
今年度第3回目の特別講義は、楠本景央先生を講師にお迎えしました。
楠本先生は、日本毛織株式会社執行役員、同社衣料繊維事業本部管理部長であり、一般社団法人ニッケ教育研究所理事長も兼任されておられます。
企業には、社会の動きを的確に捉え、事業戦略を変化させていくことが求められており、特にモノづくりをする企業は、近年、環境問題など廃棄事情にも責任を持つことが理想とされるようになりました。
このような社会ニーズの変化に伴う消費者の意識傾向を見出しながら、企業は新たなアプローチを試みる必要があります。
楠本先生には、今回、繊維業界について、また、日本毛織株式会社におけるスクールユニフォーム「MIRAIZ®」や「eminal®」に関する事業戦略、その背景となる現代の事業環境について講義していただきました。
社会ニーズ、顧客の潜在ニーズとは何なのか、ミニワークにも取り組みながら具体的にお話いただくことで、学生達は企業の取り組みを身近に感じ、これまでの授業と関連づけながら、より深い学びを得たようです。
また、PEST分析に基づくマーケットの捉え方についても、具体的にお話いただくことで、商品を開発したり、流通させたりするための様々な戦略をうかがい知ることができたようです。
限られた時間ではありましたが、盛沢山の内容に触れていただき、学生達にとっても大変充実した時間となりました。
楠本先生、本当にありがとうございました。
発信部署:心理学部