お知らせ2024.02.15
本学 伏木学長が令和5年度「京都市芸術振興賞」を受賞しました
本学 伏木学長が、令和5年度「京都市芸術振興賞」を受賞しました。
令和6年2月13日、京都市役所において同賞の授賞式が執り行われ、門川 大作 京都市長より表彰状が授与されました。
この賞は、京都市内で文化芸術活動を行い、新人の育成又は芸術の活動環境の向上に多大な功労があった方々に授与し、その功績をたたえる
ものです。
今回は、 油脂やだしのおいしさに関するメカニズムの解明や、おいしさの客観的評価手法の開発研究に力を注ぐとともに、“京都をつなぐ無形文
化遺産“、「京の食文化-大切にしたい心、受け継ぎたい知恵と味」の選定など、京都の食文化の継承に貢献してきたこと、「和食;日本人の伝統
的な食文化」のユネスコ無形文化遺産への登録にも尽力し、 日本人の伝統的な食文化である 「和食」の普及や次世代への 継承のため、シンポ
ジウムや講演会にも精力的に取り組んでいること、などが評価されたものです。
伏木学長は
「この度は伝統ある京都市芸術振興賞をいただき、身に余る光栄です。私たちの関わってきた京料理の文化を、芸術ととらえていただいたことに
感激し ております。長らく低迷の道を辿っていた京都の料亭と京料理に、今日的な視点からの改革を提案し、かつての勢いをとりもどすことに
微力ながら協 力してきた活動を、評価していただいたことに感謝申し上げます。今後も気鋭の京料理人の方々とともに、京都の食文化の守るべき
基を見極めながら敢えて新しい風を送る、不易流行を目指してさらに精進してゆきたいと思います。」と喜びと感謝を込めてコメントしました。
発信部署:事務局