WHAT'S NEW

年も改まり、皆様それぞれ今年にかける期待や希望、決意を心に画かれたことと思います。新年に画かれた抱負や決意が実現に向かって力強く歩み続けることを期待します。
さて、昨年来の“ウィズ・コロナ”といわれて久しく、未だ収束も見通せない感染拡大のうねりの中で、我が国の教育現場は極めて大きな制約を受けてきました。何よりも日常的であった時間と場所を共有した教員と学生との“学びの場“、さらに学生同士の“交流と出会い”の場が著しく制約される中、本学においては、通信環境整備、充実、ノートパソコンの貸し出し等遠隔授業の準備を行い、いち早く講義を再開することができました。
今後も、引き続き “大学が期待される役割”を果たすことができるよう、学生諸君の協力と理解を得、教職員一丸となって学修環境の保全を図っていく所存です。その為にも、これまでのように学内における感染を防ぎ、“安全・安心”のもとで勉学に勤しむことができるよう引き続きご協力をお願いいたします。

感染症の拡大は、わずか一年前には思いもよらなかった展開となり、社会全体がずいぶんと先の見えない時代となりました。しかし、いずれ収束するポスト・コロナに向けて、建学の精神を具現化すべく、“食”と“こころ”の学びを通して“健康“を究める本学の教育の特徴をさらに強く展開して行きたいと思っております。最後となりましたが、本学の多くの卒業生も含め、医療関係の現場で献身的に従事されておられる皆様に衷心より感謝申し上げるとともに、本学構成員の皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。

令和三年一月元旦

　甲子園大学
　学長　佐久間春夫