お知らせ2020.08.25
フードデザイン学科4回生 辻直人さんが、日本食品工学会 第21回(2020年度)年次大会」で学会発表を行いました
私は「日本食品工学会 第21回(2020年度)年次大会」で学会発表を行いました。発表分野は「B:乾燥・分離工学」でタイトルは「糖質の新規な結晶化方法」でした。エタノールを利用してスクロース(砂糖)の水溶液から球状の結晶を作り出すという、新しい結晶化の方法について報告しました。この学会はもともと、三重県総合文化センターで開かれる予定でしたが、新型コロナウィルス感染防止のため、Webでの発表となりました。これは8月7日から16日までの10日間、発表資料がWebで公開され、参加者は発表内容について質問することができるという形式でした。私の発表に対して2名の先生方から球状の結晶の利用法などの質問をいただいたので、ゼミの先生に指導してもらいながら一つ一つていねいに回答を行いました。また、私からは「澱粉の3Dプリンティング」や「ミニトマトに含まれる糖・アミノ酸の収穫前分析」などの4つの発表に質問しました。
新型コロナウィルスのため、口頭での発表ができなくなり少し残念でしたが、学会に参加した事で様々な研究について知ることができました。また、自分が知らない事が数多くあることを改めて実感しました。私は今後も卒業研究を続けて卒業論文としてまとめ、来年の春に卒業する予定です。今回の学会発表で卒業研究が楽しみになりました。今回学会発表に際してご指導下さりました先生方に厚く御礼申し上げます。
フードデザイン学科4回生 辻直人
発信部署:事務局