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6月12日の「キャリアデザインⅡ」では、本学の栄養学部出身の卒業生5人を招き、就職活動の実体験から、現在働いている会社での仕事内容や今後の抱負に至るまでのキャリアデザインについて話を伺いました。「キャリアデザインⅡ」は、主に3回生が対象の授業で、「働く」ということを意識し、就活に向けてさまざまな知識を身に付けることが目的です。
本学の栄養学科は管理栄養士の資格を目指し勉強し、フードデザイン学科は栄養士の資格を取得します。管理栄養士、栄養士の就職先は病院、保育園、栄養教諭、行政職員などがありますが、そのほか多岐にわたる業種で活躍している先輩たちも大勢います。今回の授業の目的は、卒業生から直接、話を聞くことによって、多様な仕事の可能性を探り、就職先の選択の幅を広げることです。卒業生の体験談を聞くことで、学生は自分が目指す仕事についていっそう真剣に考え、就職活動を始める準備が整った様子でした。

【参加した卒業生】
① 中尾美帆子さん：平成29年度栄養学科卒、管理栄養士。関西スーパーマーケット勤務
② 岩本真帆さん：平成28年度栄養学科卒、管理栄養士。スギ薬局勤務
③ 川田あきこさん：平成28年度栄養学科卒、管理栄養士。塩梅（あんばい）勤務
④ 菊谷歩美さん：平成28年度栄養学科卒、管理栄養士。イキミ薬局・管理栄養士兼調剤事務
⑤ 安隨洋輔さん：平成29年度フードデザイン科卒、栄養士。佐竹食品勤務

【学生の感想文からの抜粋】
大学生活や就職活動への取り組む姿勢について聞くことができました。3回生は、ちょうど給食運営の実習に行く準備をしているところだったので、病院の委託給食会社で管理栄養士として働いている先輩の話は、実習前の予習にもなりました。また、スーパーマーケットに勤務し、減塩調理のレシピを提案している先輩、ドラッグストアで管理栄養士や調剤事務をしている先輩、従業員の満足度が高い会社に勤務している先輩から、普段の授業では聞くことができないような奥深い話を伺うことができました。また、国家試験に向けて、本格的な勉強開始時期も知ることができ、自分も実行しようと思いました。