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甲子園大学公開講座が2月19日にスタートしました。本年度は25講座の開講数に対して、延べ300人以上もの受講申込がありました。本日21日は、栄養学部栄養学科・谷澤容子准教授の講座「食べものからの語りをきく会」が行われました。食べものにじっくり向き合い、五感で食べものから感じとることで、思考力、判断力、表現力が得られるというフランス発の味覚教育にもとづいて講座が展開しました。食材としてにんじんが用いられ、受講生はにんじんの観察からはじまり、にんじんの加熱調理（ゆでる、焼く、炒める）によりその変化を観察。最後に、調理したにんじんを試食することで、調理による変化と味わいの違いより、一番おいしく感じたものの調理の仕方を記録しました。受講生は班に分かれて、みなさん楽しそうに学習を進めていました。