お知らせ2018.11.22

味の素の萱沼公恵マネージャーが「フードスペシャリスト論Ⅱ・食品開発論」で講義を行いました

あなたが考案した食品が商品化され店頭に並び、消費者に「食」の幸せを届ける――本学栄養学部はそんな夢を強力にサポートします。そのひとつとして、著名な食品企業の第一線で活躍する方々を招いて、食品開発の現場を紹介する「フードスペシャリスト論Ⅱ・食品開発論」という特別講義があります。
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第4回講演会は11月21日、売上高が1兆円を超える味の素株式会社の萱沼公恵先生をお招きして、「うま味」の体験や「商品開発」をするときの心得を授業2コマにわたって教えて頂きました。
1コマ目は、「味の素」の主成分のグルタミン酸ナトリウムにかつお節に含まれるイノシン酸が混ざることで「うま味」が約7倍に強まる (相乗) 効果を体感し感激しました。また、うま味調味料で減塩が出来ることや、料理をおいしくして優しさを足すことが出来ることを知りました。
2コマ目では、「商品開発をどのように行うか」を学びました。商品開発で最も大切な事は、「商品コンセプトをしっかりと決めて文章に書く」ことです。商品コンセプトとは、自分の作りたい商品を適切で簡単な言葉で表現したものです。さまざまな商品開発を進めて行く中で、困難に出会ったり悩んだりしたときには一旦、商品コンセプト(スタート地点)に戻って考え直す、それによって道が開けることを教えて頂きました。
講義の最後には、クノールスープ、ほんだし、コンソメスープなどの、味の素製品のお土産を頂き、みんな、感謝と笑顔で授業を終えました。

発信部署:事務局