お知らせ2018.10.2

栄養学部3回生がバランス弁当作りの体験セミナーに参加!

10月1日、栄養学部3回生を対象に、公益社団法人米穀安定供給確保支援機構の支援による「3・1・2弁当箱法」という体験セミナーを開催しました。食育実践演習の授業の一環として行いました。
日本人1人が、1年間に食べる米の量は、1962年度をピークに減少し、現在では半減以下の約57kg(1日あたり156g)。特に、近年、食の多様化やダイエットによりますます米を食べなくなってきているようです。
そこで、主食としての米の意義を再確認する意味で、将来、管理栄養士として食育の実施に一翼を担うことが期待される学生を中心に、「3・1・2弁当箱法」を学習しました。1食に何を、どれだけ食べたらよいかについて、弁当箱を用いて学ぶ手法で、自分に合ったサイズの弁当箱に、主食・主菜・副菜を体積比3・1・2 の割合で詰めていくと、だれにでもバランスの良い食事がとれるというのがコンセプトです。マイペースで作ることができるように、「5つのルール」のキーポイントが示されています(出典:NPO法人食生態学実践フォーラムHPよりhttp://shokuseitaigaku.com/2014/bentobako 2018年10月1日にアクセス)。
参加した学生たちは、学習したルールにしたがって、思い思いの弁当を楽しそうに作っていました。学生からは、「毎日食べていたご飯の量が少ないことがわかった」「わかりやすく学べたので家族にも教えることができそうだ」との声が上がり、今後の学習にも活かせるセミナーとなりました。

発信部署:事務局