お知らせ2018.01.17

「災害時の食に備える」を開講しました

 阪神・淡路大震災の発生から23年となった本日、管理栄養士を目指す栄養学部栄養学科4回生の学生を対象として、「災害時の食に備える」を開講しました。犠牲者の鎮魂と記憶の継承を願い、災害時に管理栄養士の果たす役割を学んでもらおうというのが目的です。
 犠牲者への1分間の黙祷の後、学生たちは熱源を使わず料理を温める方法や水を加えるだけで食べられる非常食「アルファ化米」を調理実習。備蓄すべき非常食の種類についても学びました。また、震災直後に避難所や仮設住宅を訪問した伊藤裕美准教授の体験談に、学生たちは真剣に耳を傾け、避難所での子どもや高齢者、障害者などの災害弱者への食事について配慮することの大切さを学習しました。

発信部署:栄養学部