お知らせ2017.03.16

甲子園大学開学50周年『認知症予防を考える』講演会 が開催されました

    甲子園大学開学50周年『認知症予防を考える』講演会 が開催されました

 3月5日(日)午後、宝塚市立東公民館を会場に 甲子園大学開学50周年『認知症予防を考える』講演会 が開催されました。本講演会は本学と宝塚市との地域連携推進事業として実施されました。【協賛:エーザイ(株)、日清オイリオ、(株)ブレインメイト、日本光電関西(株)】

 講演会が始まる前に、希望者約30名の方々に、認知機能診断装置を用いた「物忘れ度チェック」の測定を行いました。

 講演会は、川合眞一郎 甲子園大学学長のあいさつにはじまり、その後「認知症予防を考える」と題して、浦上克哉先生(鳥取大学医学部教授)の講演があり、認知症の特徴、認知症の予防対策等について解説がありました。

 休憩をはさんだのち、岡本裕子さん(宝塚市高齢福祉課係長)による認知症予防体操で会場の皆さん方と脳と身体を動かしました。

 後半は、パネリストのコミュニティすみれ いきいき百歳体操実施グループの方々、古田健さん(宝塚市高齢福祉課長)、金敷大之(甲子園大学心理学部准教授)に講師の浦上克哉先生を交え、コーディネーターの伊藤裕美(甲子園大学栄養学部准教授)の進行でパネルディスカッションが行われました。それぞれの立場から発言、意見交換が行われ、これからの認知症予防対策についての連携、推進の重要性が確認されました。

 最後、酒井勝宏 宝塚市健康福祉部長のあいさつで終了しました。一般参加者は最終134名を数え、市関係者や大学関係者等を含めると、東公民館ホールがほぼ満席となり成功裏に終えることができました。

 本学の栄養学部、心理学部の教員が多数参加し、ロビーでは栄養学部学生による「認知症予防に効果のある食材」「認知症予防のための食事」の紹介も行いました。

発信部署:事務局