学びのポイント

point01
幅広い心理学の学びを網羅
幅広い心理学の
学びを網羅

本学では現実の生活への応用を意識した6つの領域を設け、それに関する科目、また公認心理師等の資格に関する科目を数多く揃えています。非常に幅の広い学問である心理学を広範囲に学べるカリキュラムになっています。

point02
実社会が求める、データに基づいてものごとを考える力を養成
実社会が求める、データに基づいて
ものごとを考える力を養成

人間の行動についてデータを収集し、根拠をもとに議論・検討する訓練を行います。事実(ファクト)とは何かを考える力、結果を示すプレゼンテーション力は、実社会で求められる要素です。

point03
公認心理師や臨床心理士に繋がる、対人支援のための知識と技術を取得
公認心理師や臨床心理士につながる、
対人支援のための知識と技術を修得

カウンセリングや心理アセスメント、表現療法など、対人支援についての基本的な知識と技術を学びます。公認心理師や臨床心理士の資格取得に向けた前段階にもなります。自分の心と身体で「感じ取る」訓練の初歩を体験します。

学びの領域

広範囲の心理学を幅広く学べる「領域制」

2024年から6領域となり、学びの分野が広がります!
多様な6領域から自身の関心のあるテーマを自由に選択できます。

現代メディア心理学

人と人とをつなぐもの、表現の手段としてのメディアは、今急速に発展しています。この領域ではSNSをはじめとする人との新しいつながり方を研究したり、アニメやゲームに表現された“こころ”を探求します。

関連する職業

  • メディア・情報関連企業
  • 企画・広報関連
  • サービス業

臨床心理学

ストレス社会といわれる今日において、特に重要視されている分野です。心理テスト、カウンセリング技法や箱庭療法、精神疾患の知識など、実習を経験しながら学びを深めます。

関連する職業

  • スクールカウンセラー
  • 産業カウンセラー
  • 病院の心理職(学校、一般企業、病院等)

健康・スポーツ心理学

ストレスが健康や疾病に及ぼす影響や、ストレスへの対処法、スポーツで高いパフォーマンスを達成するための心理面からのアプローチを探求します。

関連する職業

  • メンタルトレーナー
  • スポーツカウンセラー(スポーツ施設、フィットネスジム)

犯罪心理学

犯罪が生じる個人的・社会的要因の究明やプロファイリングをはじめとして、犯罪予防から、罪を犯した人の社会復帰までをトータルに学びます。

関連する職業

  • 家庭裁判所調査官
  • 保護観察官
  • 法務教官(各種行政機関)

ビジネス心理学

消費者の購買行動に心理学の視点からアプローチします。市場調査などのデータ分析を通して、マーケティングを学び、消費動向の予測や新商品開発など、ビジネスの現場で役立つ知識を身につけます。

関連する職業

  • 広告プランナー
  • 市場調査
  • 新商品開発(一般企業等)
  • 広報

発達心理学

胎児から高齢者までの発達プロセスをたどりながら、それぞれの時期に生じやすい心理的な特徴を取り上げ、その背景にあるメカニズム、アセスメントや対処法について学びます。

関連する職業

  • 発達心理学
  • スクールカウンセラー
  • 児童館職員
  • 社会福祉施設の職員
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取得可能な資格・免許

  • 公認心理師(大学院修了後受験資格)
  • 臨床心理士(大学院修了後受験資格)
  • 認定心理士
  • 准学校心理士
  • 健康心理士(受験資格)
  • 応用心理士(学会入会2年)
  • 社会調査士
  • 児童心理司任用資格
  • 児童福祉司任用資格
  • 家庭相談員任用資格
  • 児童指導員任用資格
  • 児童自立支援施設職員任用資格

カリキュラム

1年次
2年次
3年次
4年次

初年次教育、一般教養の授業とともに専門である心理学の基礎的な講義が始まります。また統計や実験など、心理学の研究方法の基礎にもはじめから取り組みます。

心理学の専門科目を数多く選択できるようになり、一気に選択の幅が広がります。実験法や調査法の中級的な内容の授業もあり、専門的な内容になっていきます。

それぞれの興味や関心に従って専門セミナーに分属されます。ビジネス心理の基幹講義や公認心理師に必須の実習系科目はここで履修します。

専門セミナーで4年間の集大成となる卒業研究に取り組みます。研究を企画し、調査や実験を行い、データを分析し、論文の形にまとめます。

データの収集から分析まで

人の行動(考えや感情を含む)

実 験

人の行動を対象に、条件を変化させて結果の違いを測定します。理科の実験をイメージしてください。

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調 査

複数の質問に答えることで、あることについての考えや意識、性格特性などを測定します。

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観 察

会話の時のうなずきの回数を数えるなど、ポイントを絞ってある行動が出現した数を測定します。

面 接

聞き取り調査です。あらかじめ質問を考えますが、協力者の体験を発見的に聞こうとします。

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分 析

集めたデータを、パソコンのソフト等も活用し、統計的手法を用いて分析します。
その結果から、2つのグループのデータ間に違いがあるか、関連があるか、などについて検討します。

在校生メッセージ

心理学部 現代応用心理学科 3年生 上田 雪乃さん

心理学を幅広く探究して、
卒業後は大学院から公認心理師に。

拡声器

心理学部 現代応用心理学科 3年生
上田 雪乃 さん
百合学院高等学校出身

message

私はスポーツが好きで、なかでもメンタル面に関心があり、心理学を探究したいと考えて甲子園大学を選びました。
オープンキャンパスで感じた温かな雰囲気にひかれたのです。先生方はとても気さくで、1年生から少人数のゼミで学修するため、講義や実習がとてもわかりやすいことが魅力です。心理学には多様な分野があると、この大学の学びで知りました。将来は大学院に進んで、公認心理師の資格を目指したいと思っています。

教員メッセージ

専任講師 小泉 誠 公認心理師の職責、心理実習、心理演習、教育相談など 担当

広大な心理学の領域を、実社会に役立つ
さまざまな角度から探究します。

心理学は、身の回りのさまざまな物事と結びついています。例えばものづくりでは、どのような色や形が求められているのか。その問いがすでに心理学の領域です。また、人間関係を円滑にするための方法も、心理学が長年研究しているテーマの一つです。本学に入ったら、たくさん質問を投げかけてください。ともに答えを探しましょう。私たちは学生一人ひとりとしっかり関わります。入学から卒業、就職まで、できる限りの支援をしたいと願っています。

拡声器専任講師 小泉 誠 
公認心理師の職責、心理実習、心理演習、教育相談など 担当

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RESEARCH THEME 研究テーマ & 公認心理士資格