編入生インタビュー

努力さえすれば必ず夢は叶います!

西岡 彩海さん
編入年度:2021年度
卒業年度:2022年度
卒業後進路:クリニック勤務
西岡 彩海さん
編入年度:2021年度
卒業年度:2022年度
卒業後進路:クリニック勤務
西岡 彩海さん

Vol.1

編入したいと思ったきっかけ
デスク周り

栄養士としての就職先の選択肢が少なすぎたからです。

栄養士として私はやりたい事が見つからなかったので、大学に編入して、管理栄養士の資格を取ることを決めました。

管理栄養士の資格を取れば仕事の幅はさらに広がります。

栄養士は裏方や調理がメインの仕事が多いのですが、私は表に立って人と関わることができる仕事がしたいと考えていました。

もちろん、働きながら資格を取るということも可能でしたが、働きながらと勉強するとなると時間を確保するのも難しいですし、体力も必要となってきます。私は一つの事にしか集中出来ないタイプだと分かっていたので、確実に国家試験の勉強、管理栄養士の知識を身につけるために編入することを決意しました。

Vol.2

甲子園大学に決めたきっかけ

関西圏の大学を調べていたのですが、大半の大学では2年次編入が多いなか、甲子園大学は珍しく3年時編入ができる大学でした。

そしてオープンキャンパスに行った時に、先生方に優しく親身になって話を聞いていただき、とても好印象でした。いい意味でこじんまりとしていて、先生との距離感が近い大学だなと感じました。

大学は山の上にあるのですが、本当に景色が綺麗で、自然が多くて素敵な場所だなと思ったのもきっかけです。こんな自然に囲まれている大学はあんまりないので広々としていて、とても落ち着いた気持ちになれました。
宝塚の街は何だか映画のワンシーンに出てきそうな雰囲気で、とても好きです。あまりにも坂道が急なので、初めて大学から駅に向かうバスに乗った時、ジェットコースターみたいでとってもワクワクしました。(笑) 是非、一度乗ってみてください。

大学からの風景

Vol.3

在学中のエピソード
実習風景 実習風景

在学中、1番印象に残っているのは公衆栄養学実習です。

地域の公衆栄養学的問題点を、一から自分たちで探し出し、それを改善するための企画をみんなで立案し、発表するという実習でした。班のみんなで何度も話し合い、実際にその地域の保健センターの管理栄養士になったつもりで、自分たちが作りあげたプランを実習最終日に、保健センターで管理栄養士さんや保健師さんの前で発表しました。

本当に今までにないくらい褒めてくださり、「実際にこの企画使いたい!」、「学生ならではの案でとても発想力が素晴らしい!」など、自分たちが考えたことがこんなにも沢山の人に認めてもらえたという達成感が自信にも繋がり、とてもやりがいのある実習でした。

それを学内でも発表を行い、学生や、先生方からも大変好評で、優秀な班に選ばれたことがとても嬉しかったです。(みんなで頑張ってよかったなあ。)と、心の底から思いました。

Vol.4

卒業後の活躍

今は検診クリニックで特定保健指導をしています。

私は大学での学びを経て、より一層、予防栄養学にとても興味が沸き、このような仕事に携わっていきたいと思うようになりました。管理栄養士として就職したのに知識を仕事にあまり活かせない方も多くいらっしゃると思いますが、今まで学んできた知識を最大限に活かせるのが特定保健指導です。具体的には、検診に来た人の中で保健指導が必要と判断された人に対して、当日面談という形で栄養指導をしています。特別決められたルール等はなく、自分のやり方で、自由にこなすことが出来るのが特定保健指導のいいところです。

実際に、私は未経験にも関わらず、2週間程で栄養指導デビューしました。いきなり栄養指導をするのは正直、楽しみな気持ちと不安な気持ちが半分半分でしたが、先輩から「今は知識よりも、会話スキルやコミュニケーション能力が大切。」というアドバイスを受け、まずは患者様と仲良くなり、心を開いて貰えることを意識しながら取り組んでいます。そして面談を重ねる毎にさらにその方の新たな情報を収集しています。ライフスタイル表と照らし合わせながら食生活の中で何が原因なのかを一緒に探っていくのですが、それがなんだか推理しているみたいで楽しいです。

そして私の指導がきっかけで健康になってくれることが、私にとって一番のやりがいだと思います。病気を予防して、1人でも多くの人々の人生をより良く変えていきたいです!そして、もっともっと人の心に寄り添えるような管理栄養士になりたいです。それが実現できるよう、先輩方を見習って生活習慣病予防に対する栄養指導法を勉強する毎日です。

卒業時の記念撮影

Vol.5

編入を考えている方への
メッセージ
絶対合格

私は専門学校と大学生活の両方を経験できて、本当に良かったと思っています。編入して分かったのは、栄養士の知識と管理栄養士の知識は全然違うということです。病院実習と保健所実習があるのも大きな違いですが、2年かけて学ぶ価値は十分あるなと思いました。特に、専門学校とは決定的に違うのが臨床の分野です。その内容は、大学に編入して初めて知ることばかりでした。

最初は本当に勉強についていけるか、正直焦りました。(笑)しかし、毎回の授業を真剣に受けていればちゃんと追いつきますので、安心してください。

また実験のクオリティがとても高く、驚きました。「大学って、こんなに本格的に実験をするの?!」と感動した記憶があります。難しくて頭を抱えることが多かったですが、先生が優しく丁寧にサポートしてくださり、理解できるとだんだん楽しくなってきました。

実技や給食の大量調理などは、専門学校の方がかなり得意としていますが、大学はやはり座学が多く、勉強量は桁違いだなと実感しました。

授業の数は、編入生の方が一般の学生に比べて多く、時間割はギッシリ詰まっていました。単位を取るのは大変でしたが、3年次編入をしたら、1、2年生の授業も受けるので、人脈が広がるということがメリットです。編入学をしたことで、年齢や学年に関係なく話せる友達ができたことがとても嬉しいです。

また専門学校ですでに学んできた内容が、大学の授業の中で出てくると、「それ、知ってる!知ってる!」と、スムーズに頭に入ってきます。このような科目の定期試験は、一般の学生よりも点数がとりやすかったのではないかと思います。

大学での2年間は、本当に過ぎていくのがあっという間でした。課題に追われたり、実習に管理栄養士国家試験の勉強と、毎日がとても大変でしたが、大きな目標に向かって努力していたあの日々が、今ではとても懐かしいです。

甲子園大学で過ごした2年間はとても充実していました。

これから編入しようと考えている方へ

応援しています!努力さえすれば必ず夢は叶います!

頑張ってください!

充実した日々を懐かしむ西岡さん