お知らせ2023.05.15

食創造学科1年生が学内菜園実習場でイチゴ狩り
5月2日(火)のお昼休みに、食創造学科1年生が学内の菜園実習場イチゴ狩りをしました。

昨年6月に甲子園大学構内にオープンしたオープンした菜園実習場は、栄養学部の授業や研究、菜園実習場を利用した学生や教職員の交流の場として、様々な作物を栽培し、収穫した野菜や果物を使った商品開発に使用しています。

今回収穫したイチゴは、「宝交早生」という品種で、地元宝塚にて誕生した品種です。以前は西日本を中心に多くの場所で栽培されていた品種ですが、様々な事情により最近は一部の地域や家庭菜園などで栽培されているのが現状です。
昨年の秋に地元で貸し農園を営まれている宝塚小林農園さまより苗を分与していただき、栄養学部食創造学科の松岡研究室や大学の部活(食農倶楽部)のメンバー、有志の先生方のご協力により、土作りから植え付け、マルチ張り(ポリフィルムなどの資材を使い畝を覆うこと)、追肥などの栽培管理を行ってきました。
このイチゴは、肉質が柔らかく、ジューシーでイチゴ独特の香りも強いのが特徴で、程よい酸味甘さがちょうどいいバランスです。

収穫してすぐのイチゴを食べた学生たちは、口々に「甘〜い」「香りがいい」など感想を言い合いながら楽しんでいました。
今年入学した食創造学科1年生には、このイチゴを使った特産品の開発などに取り組んでもらいたいと考えています。

5月はイチゴ本来の旬の時期です。

今回のイチゴ狩りで、冬を越してじっくりと育った露地栽培イチゴ本来の味を堪能できたのではないかと思います。
商品開発のアイディアは膨らんだでしょうか。
2年生以降で始まるプロジェクト実践(イチゴスクール)の授業が楽しみですね。

発信部署:事務局