教員紹介2022.02.1
【教員紹介】栄養学部 フードデザイン学科 専任講師 梅本 真美 先生を紹介します
私は、2021年度4月に甲子園大学に着任いたしました。大学を卒業してからは病院やその他施設で管理栄養士として勤め、その現場での経験を活かして大学助手からこの研究・教育の分野での業務を行ってまいりました。自ら仕事をすることと、養成施設での管理栄養士・栄養士の学びに携わることはまったく違う業務内容で当初は悩むことも多々ありました。しかしながら学生の学びに携わることが非常に楽しく、後進の学生に私のこれまでの経験を伝え、魅力ある管理栄養士・栄養士の教育を行いたいと感じ、大学や短大で教員を務めてまいりました。
私たちが栄養というテーマで話をすると、好きなものばかり食べることではなく、バランスよく食べることが大事だと伝えることが多いのですが、時には我慢することもあるといったマイナスイメージを持たれることもあります。最近では、「より健康的に」ということに関心がある方が多く、以前のように生活習慣を見直すということよりは、生き生きと人生を過ごすために、美味しく楽しく食事ができることが求められているかと思います。
私も食事は人生の楽しみの一つとして捉えており、作るときも楽しく、食べるときも楽しく、家族や仲間との時間の共有であり、リラックスできる場面です。しかしながら、このコロナ禍で食事は黙食でソーシャルディスタンスを保ちながら行う現在の状況では、難しいと感じることもあります。
本学での、私の担当分野は主に給食管理です。食べることからは離れられません。この食べるという生活の一部を、人生を楽しむ一つのコンテンツとして学生とともに考え、学び、社会で生かしていくような学修となるべく、「楽しい」をテーマに教育を行うことを目標としています。人生の楽しみを共に見つけましょう。
発信部署:栄養学部