甲子園学院の紹介_建学の精神

建学の精神

校祖久米長八は、30年余り男子の中学校教育に携わった経験から母親が家庭教育に果たす役割の大切さを痛感し、女子中等教育(当時は高等普通教育と称していた)に貢献することを志して、昭和16年4月、5年制の甲子園高等女学校を創設しました。

その教育理念を建学の精神としてまとめ、「黽勉努力・和衷協同・至誠一貫」の校訓三綱領を定めました。

以来、この校訓三綱領は脈々と継承され、かつ現代においてその理念はますます重要になってきているといえます。

甲子園学院 校訓
「黽勉努力」

「黽勉努力」の「黽勉」は、自らの心に従って自発的に勉め励む、自主創造の意味を持っています。また、一人ひとりが自らの人格陶冶に勉めるという意味も含まれています。

「和衷協同」

「和衷協同」は、和やかに心をこめて力を合わせ、共に行動し、事に当たることをいい、自分だけでなく人と人との関係における心の持ち方を示します。

「至誠一貫」

「至誠一貫」は、誠をもって人に接し、物事に対処して、一筋に真心を貫き通すことをいいます。真心は天に通じ、よい結果に至るという信念の下に、誠実な人間を育てることに努めています。